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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻7号

1975年08月発行

文献概要

特集 必修 日常検査の実技 病理

生検,手術材料の処理

著者: 佐藤文夫1 入久巳1

所属機関: 1慶応病院中検

ページ範囲:P.80 - P.84

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手術材料及び生検材料の組織標本の良し悪しは,疾病の診断,病態の正確な把握を左右する.しかしこれらの材料の場合,検体の大きさ,固定の状態,切り出し方などによる諸種の悪条件があっても,大量の検体をできるだけ早く処理し,しかも良い組織標本を作製しなければならない.このために各施設ではそれぞれの工夫がなされているが,現在当施設で行っている方法を主として述べる.組織標本の作製は特別の場合を除いて,①組織の切り出し,②固定,③脱水,④包埋,⑤薄切,⑥染色,⑦封入の順で行われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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