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最近の検査技術
走査電子顕微鏡
著者: 小川哲平1
所属機関: 1慶大・内科
ページ範囲:P.33 - P.37
文献購入ページに移動 走査電子顕微鏡が医学の分野に取り入れられたのは1962年ごろからで,歯などの硬組織が主として観察されていた.1967年ごろからしだいに軟組織も研究されるようになり,最近ではその普及は目覚ましいものがある.
この走査電顕の著しい普及は,光学顕微鏡に比し分解能がよいこと,透過型電子顕微鏡による生物資料の観察における超薄切片作製という熟練を要する過程が全くないこと,などによると思われる.
この走査電顕の著しい普及は,光学顕微鏡に比し分解能がよいこと,透過型電子顕微鏡による生物資料の観察における超薄切片作製という熟練を要する過程が全くないこと,などによると思われる.
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