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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻9号

1975年09月発行

文献概要

最近の検査技術

走査電子顕微鏡

著者: 小川哲平1

所属機関: 1慶大・内科

ページ範囲:P.33 - P.37

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 走査電子顕微鏡が医学の分野に取り入れられたのは1962年ごろからで,歯などの硬組織が主として観察されていた.1967年ごろからしだいに軟組織も研究されるようになり,最近ではその普及は目覚ましいものがある.
 この走査電顕の著しい普及は,光学顕微鏡に比し分解能がよいこと,透過型電子顕微鏡による生物資料の観察における超薄切片作製という熟練を要する過程が全くないこと,などによると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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