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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻1号

2002年01月発行

文献概要

病気のはなし

糞線虫症

著者: 平田哲生1 斎藤厚1

所属機関: 1琉球大学医学部第1内科

ページ範囲:P.6 - P.9

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新しい知見
 現在糞線虫症に対し承認されている薬剤はチアベンダゾールのみである.本薬剤は副作用の発現頻度が大変高く,使用量にもよるが,嘔気,めまい,全身倦怠などが半数以上にみられる.また,肝障害が約3割に発生する.そこでわれわれはこれに替わる薬剤としてイベルメクチンの臨床治験を行い,有効性,安全性とも良好な結果を得た.現在承認申請中で2002年中には承認される見込みである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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