検査と技術30巻1号

2002年01月発行

けんさ質問箱

Q 炎症における末梢血白血球数とCRPの変動

著者： 田原佐知子¹ 高木康²

所属機関： ¹昭和大学病院臨床検査部 ²昭和大学病院医学部臨床病理学講座

ページ範囲：P.44 - P.45

　発熱を訴える患者さんで，白血球数は上昇しているので臨床所見と合致しますが，C反応性蛋白（C-reactive protein；CRP）は陰性のことがあります．炎症時の白血球数とCRPの関係，ならびに時間的推移についてご教示ください．