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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻10号

2002年09月発行

文献概要

コラム

染色体分染法

著者: 荒川聡1

所属機関: 1東海大学医学部附属病院臨床検査科

ページ範囲:P.898 - P.898

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 染色体分染法の目的は,バンドパターン(濃淡の縞模様)により染色体を同定することにある.この分染パターンによる染色体同定法は,ISCN(An Interna—ional System for Human Cytogenetic Nomenclature)パリ会議により国際命名規約として定められた模式図および核型記載法に従わなければならない.分染法の代表的なものにはGバンド,Rバンド,Cバンドなどがあり,酵素処理や塩類溶液処理,蛍光色素処理,熱処理を利川し分染を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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