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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻10号

2002年09月発行

文献概要

増刊号 誰でもわかる遺伝子検査 Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか 1.遺伝子検査の適応—遺伝子検査の特性を知る

1)感染症

著者: 菅野治重1

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.915 - P.918

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はじめに
 感染症の領域において,遺伝子検査は,感染症の病原体の検出,病原因子や抗菌薬耐性因子の検出,病原体の型別,などの分野で広く利用されており,今後の発展が期待される検査法の1つである.遺伝子検査は特徴として,培養検査に比べて迅速性に優れる,塗抹検査より検出感度が高い,半定量的な検出ができる,などの利点があるが,一方で,共存菌の情報が得られない,生菌が得られない,などの欠点もある1).これらの特徴を踏まえて,遺伝子検査の適応を整理した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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