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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻10号

2002年09月発行

文献概要

増刊号 誰でもわかる遺伝子検査 Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか 2.技術編—遺伝子検査を活用するための知識 3)分析法/解析法

(2)サザンブロット・ハイブリダイゼーション法

著者: 引地一昌1

所属機関: 1(株)エスアールエル遺伝子・染色体解析センター

ページ範囲:P.948 - P.952

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 サザン(Southern)ブロット・ハイブリダイゼーション法(以下サザンブロット法と略す)は,現在,臨床応用が広がっている遺伝子診断のうち最初に用いられてきた手法の1つである.サザンブロット法はDNAの量的,質的変化の異常を解析する場合に用いられる.研究的にはLOH(loss of heterozygosity,染色体DNAの欠損)などに用いられている.
 ここでは臨床検査の範囲で日常的に使用されつつあるサザンブロット法について述べるが,試薬の作成法,詳細な検査手順については多くの手引き書が発売されているので参照いただきたい1〜3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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