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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻10号

2002年09月発行

文献概要

増刊号 誰でもわかる遺伝子検査 Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか 2.技術編—遺伝子検査を活用するための知識 3)分析法/解析法

(9)DNAチップ法

著者: 河村好章1 江崎孝行1

所属機関: 1岐阜大学大学院医学研究科再生医学専攻再生分子統御学講座微生物・バイオインフォマティックス部門

ページ範囲:P.981 - P.985

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はじめに
 DNAチップとは1枚の基盤上(通常スライドガラス)に高密度にDNAを固定化したものをいう.ゲノムプロジェクトにより多くの生物の全遺伝子配列が解読されたが,解読された塩基配列から各遺伝子の機能を解明する,いわゆるポストゲノムの重要な技術として多方面で利用されている.また,1枚の基盤上にごく微量の多種類のDNA(またはオリゴヌクレオチド)を固定化できるところから,メンブランフィルター上などで行われてきたハイブリダイゼーションを微量化して実施できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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