icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻10号

2002年09月発行

文献概要

増刊号 誰でもわかる遺伝子検査 Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか 3.応用編—遺伝子検査を利用する 3)遺伝性疾患

Ⅱ.各論—3.応用編—3)遺伝性疾患で用いられる用語の解説

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1093 - P.1094

文献購入ページに移動
CHK2遺伝子[Ⅱ.-3.-3)-(7),1124ページ]
 CHK2は酵母のチェックポイントにおいてG2期制御に重要な役割を果たすことが知られていたRad 53(出芽酵母)/Cdsl(分裂酵母)のヒトホモログであり,細胞がDNAに損傷を受けるとリン酸化・活性化され,Cdc25Cをリン酸化することでG2期チェックポイントの制御を行っている.CHK2はまたp53をリン酸化して,MDM2との結合を阻害することでG1期チェックポイントの制御にも関与し,最近ATMとの関連も報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?