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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻11号

2002年10月発行

文献概要

けんさアラカルト

ミャンマー国・ハンセン病対策基礎保健サービス改善プロジェクト—その3

著者: 鈴木慶治1

所属機関: 1国立療養所多磨全生園研究検査科

ページ範囲:P.1218 - P.1218

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アマラプラ・タウンシップ病院訪問
 アマラプラ市は,古都マンダレイの南約11kmに位置する.人口149,613人の織物工業が盛んな地域で,狭い道路を通り抜けた先に病院がある.医師が1名勤務し,肺炎の子ども,AIDSを疑う男性,闇で受けた中絶に失敗し運び込まれた女性などさまざまな疾病の患者さん20数人が入院していた.
 アマラプラ・タウンシップ病院でいただいたハンセン(Hansen)病に関するパンフレット(2000年)には,有病率3.0/10,000,新患者発見率27.4/100,000,治療終了者146人,累積治療終了者1,193人,新患者の15歳以下の割合26.8%とある.ミャンマー国全体と較べ,新患者発見率のやや高い地域である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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