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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻12号

2002年11月発行

文献概要

技術講座 病理

脂肪組織を含む凍結標本の作製法

著者: 大森康旨1 小野久子1 守安岳征1 西村知己1 雑賀興慶1

所属機関: 1大津赤十字病院病理部

ページ範囲:P.1309 - P.1313

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新しい知見
 包埋剤,固定法,クリオスタットの改良が進み,最近では迅速診断が極めて容易になってきている.今回,界面活性剤を用いることにより脂肪組織の凍結切片作製が可能になることを示した.このことにより①脂肪組織の多い乳癌断端の精密な迅速診断が可能になる,②脂肪肉腫の色々な脂肪染色,③生組織を使う免疫染色,組織化学への応用可能性が示された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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