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病気のはなし
僧帽弁逸脱症
著者: 大木るり1 山本啓二1
所属機関: 1自治医科大学循環器内科
ページ範囲:P.1370 - P.1375
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僧帽弁逸脱症の診断には,心エコー図検査が最も有用であり,手術を含めた治療方針決定に不可欠な情報を得ることができる.ほとんどの僧帽弁逸脱症では予後は良好であるが,中には僧帽弁逆流の重症化による心不全発症,感染性心内膜炎の合併,塞栓症,不整脈,突然死を来す症例もあり,定期的な検査・経過観察を要する.
僧帽弁逸脱症の診断には,心エコー図検査が最も有用であり,手術を含めた治療方針決定に不可欠な情報を得ることができる.ほとんどの僧帽弁逸脱症では予後は良好であるが,中には僧帽弁逆流の重症化による心不全発症,感染性心内膜炎の合併,塞栓症,不整脈,突然死を来す症例もあり,定期的な検査・経過観察を要する.
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