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技術講座 病理
セルブロック作製法と病理,細胞検査への応用
著者: 伊藤仁1 宮嶋葉子1 長村義之2
所属機関: 1東海大学医学部附属病院病理診断室 2東海大学医学部総合診療学系病理診断学
ページ範囲:P.1387 - P.1390
文献購入ページに移動パパニコロウ(Papanicolaou)標本観察後,同様の標本を作製することが不可能な細胞診検体においてセルブロック法は極めて重要な技術であるといえる.コロジオンバッグを用いたセルブロック法は手間や時間がかからず,操作が簡便であるため実用的である.また,固定後の検体も応用可能であり,塗抹標本作製後の余分な検体にホルマリンを入れておけば,後日必要な検体のみセルブロックを作製すればよく,不必要な検体をパラフィン包埋するむだや手間がかからない.
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