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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻13号

2002年12月発行

文献概要

技術講座 病理

セルブロック作製法と病理,細胞検査への応用

著者: 伊藤仁1 宮嶋葉子1 長村義之2

所属機関: 1東海大学医学部附属病院病理診断室 2東海大学医学部総合診療学系病理診断学

ページ範囲:P.1387 - P.1390

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新しい知見
 パパニコロウ(Papanicolaou)標本観察後,同様の標本を作製することが不可能な細胞診検体においてセルブロック法は極めて重要な技術であるといえる.コロジオンバッグを用いたセルブロック法は手間や時間がかからず,操作が簡便であるため実用的である.また,固定後の検体も応用可能であり,塗抹標本作製後の余分な検体にホルマリンを入れておけば,後日必要な検体のみセルブロックを作製すればよく,不必要な検体をパラフィン包埋するむだや手間がかからない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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