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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻13号

2002年12月発行

文献概要

Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた 異常細胞の見かた・5 2系統以上の細胞の異常

2.形態異常 巨赤芽球性貧血

著者: 菊地美幸1 西村敏治1

所属機関: 1NTT東日本関東病院臨床検査部

ページ範囲:P.1408 - P.1411

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はじめに
 赤芽球,顆粒球,巨核球の3系統の細胞は多能性幹細胞から派生する.赤芽球,顆粒球は最終成熟細胞に至るまでには,数回にわたる細胞分裂を経て分化・成熟する.この分化・成熟過程において造血細胞に障害が起こると,形態異常を伴う細胞が出現することがある.これらの細胞が疾患特有の形態異常を示すものもあり,細胞の形態異常を捕らえることは血液疾患の診断に有用な情報となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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