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Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた 異常細胞の見かた・3 リンパ球系の異常
2.数の異常と形態異常 形質細胞の異常(1)その2
著者: 大畑雅彦1
所属機関: 1静岡赤十字病院検査部第2課
ページ範囲:P.272 - P.275
文献購入ページに移動参考となる検査所見・2(図19〜27)
1.生化学的所見(表5)3)
1)M蛋白
M(monoclonal)蛋白量に相関して血清総蛋白量は増加する.しかし,M蛋白の出現しないBJP型MMやM蛋白量の少量であるIgD型MM(multiple myeloma)では総蛋白の増多は通常観察されない.
M蛋白量は,総蛋白にM蛋白の属する蛋白分画の比率を掛けて算出する.日常検査には免疫グロブリンの定量が用いられることが多いが,病勢または治療効果の判定には参考値程度と考えたほうがよい.
1.生化学的所見(表5)3)
1)M蛋白
M(monoclonal)蛋白量に相関して血清総蛋白量は増加する.しかし,M蛋白の出現しないBJP型MMやM蛋白量の少量であるIgD型MM(multiple myeloma)では総蛋白の増多は通常観察されない.
M蛋白量は,総蛋白にM蛋白の属する蛋白分画の比率を掛けて算出する.日常検査には免疫グロブリンの定量が用いられることが多いが,病勢または治療効果の判定には参考値程度と考えたほうがよい.
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