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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻3号

2002年03月発行

トピックス

blaIMP遺伝子

著者: 中野忠男1 平松和史1 犀川哲典1 那須勝2

所属機関: 1大分医科大学附属病院検査部 2大分医科大学第2内科

ページ範囲:P.309 - P.311

文献概要

はじめに
 近年,MRSA(methicillin resistant Staphylococcus aureus)をはじめ,PRSP(penicillin resistant Streptococcus pneumoniae),ESBL(extended spectrum β-lactamase),BLNAR(β-lactamase negative ampicillin resistant),VRE(vancomaycin resistant Enterococcus)など新たな耐性菌が次々に報告され,今また緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)やセラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)などのグラム陰性桿菌で多剤耐性菌の増加が注目を集めている.このような菌は複数の耐性機序が複雑に絡み合っていることが多く,遺伝子の解析がその機序を解きほぐす手掛かりとなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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