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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻4号

2002年04月発行

文献概要

検査じょうほう室 病理:病理標本に見られる不思議な現象

組織固定の重要性

著者: 冨永晋1 広井禎之1

所属機関: 1防衛医科大学校病理学第1講座

ページ範囲:P.394 - P.396

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はじめに
 病理組織標本作製における固定とは,組織中の蛋白を変性凝固させ,細胞内に含まれる酵素による自発的破壊(自己融解)あるいは細菌の繁殖に伴う腐敗(異種融解)を防ぐ操作のことを指します.病理組織標本作製の第一段階は固定であり,その重要性は皆が認めるところです.今回は,組織固定の重要性について具体例をまじえ解説します.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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