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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻5号

2002年05月発行

文献概要

技術講座 免疫

POCTキットによるインフルエンザ抗原検査

著者: 三田村敬子1 川上千春2 渡邉寿美3

所属機関: 1日本鋼管病院小児科 2横浜市衛生研究所 3神奈川県衛生研究所

ページ範囲:P.443 - P.448

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新しい知見
 インフルエンザは新しい抗ウイルス剤などの適切なマネジメントによってリスクを軽減することができる感染症となった.そのためには早期診断が不可欠であり,臨床診断を補助するインフルエンザウイルス迅速診断キットが急速に普及した.今シーズンは,従来のEIAより簡単なイムノクロマトグラフィー法によるキットや,A型とB型を区別するキットなど,POCT(point-of-care testing)としてより有用性が高いキットが発売されている.臨床症状のみで診断されたインフルエンザ様疾患ではなく,インフルエンザウイルス感染症として認識されるようになった意義は大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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