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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻6号

2002年06月発行

文献概要

技術講座 血液

プロトロンビン時間—試薬と表記法

著者: 湯浅宗一1

所属機関: 1京都府立医科大学附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.513 - P.517

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新しい知見
 プロトロンビン時間(prothrombin time;PT)は活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partialthromboplastin time;APTT)と並んで凝固検査のスクリーニングテストとして広く用いられている.またワルファリンカリウム服用患者のモニタリングとしても広く用いられている.
 このPTは用いる組織トロンボプラスチンによって測定値が異なることから試薬間差,施設間差を生じている.この問題を解決するために市販PT試薬にISI表示がなされており,それを基にINR(internationalnormalized ratio)表示が可能となり,試薬間差,施設間差の是正に役立っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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