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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻6号

2002年06月発行

トピックス

アミリン

著者: 三家登喜夫1

所属機関: 1和歌山県立医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.567 - P.569

文献概要

 内分泌腺の1つである膵ランゲルハンス(Langerhans)島(膵ラ島)には4種類のホルモン分泌細胞が存在する(表1).この中のβ細胞は,食事などにより血糖値(血中グルコース濃度)が上昇するとインスリンを追加分泌し(少量のインスリンは基礎分泌として持続的に分泌されている)血糖値は常に一定に保たれている.アミリンはこのβ細胞からインスリンとともに分泌されている生理活性様ペプチドであり,2型糖尿病患者の膵ラ島に沈着しているアミロイドの主要構成成分であることよりその成因の1つとして注目されている物質である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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