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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻6号

2002年06月発行

文献概要

トピックス

プロカルシトニンの測定法

著者: 藤野正裕1 米田孝司1 片山善章1

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部

ページ範囲:P.569 - P.570

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はじめに
 プロカルシトニン(procalcitonin:PCT)はペプチドホルモンであるカルシトニン(calcitonin)の前駆体で,従来とはまったく異なる特徴を持った,新しいタイプの炎症マーカーとして1992年にNylenら1)により初めて報告された.その後,臨床においてもさまざまな疾患について研究が行われ,最近では感染症および敗血症の診断に有用であるとの報告が多数なされるようになってきた2〜5)
 本稿ではPCTの測定法を中心にその臨床的意義についても述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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