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文献概要
オピニオン
糖尿病患者の自己管理に携わって
著者: 川崎哲子1
所属機関: 1福井県済生会病院検査部
ページ範囲:P.645 - P.645
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今日も,採血中に,①食事も運動も指示どおりにしているのに,FPGが高いがどうしたら下がるのか.②インスリンは,使い始めたら生涯続けなければならないのか.③インスリンを使うのは重症なの?④お酒は何と交換できるか.⑤血糖値と尿糖の出方とは関係ないのか.など質問され,採血室は質問の館になる.質問者は糖尿病教育入院の経験者が多い.患者様は,日々さまざまな不安や疑問を抱え,努力をされているのである.
臨床検査技師が患者様の自己管理のサポート役になるという現実に直面する現場である.
今日も,採血中に,①食事も運動も指示どおりにしているのに,FPGが高いがどうしたら下がるのか.②インスリンは,使い始めたら生涯続けなければならないのか.③インスリンを使うのは重症なの?④お酒は何と交換できるか.⑤血糖値と尿糖の出方とは関係ないのか.など質問され,採血室は質問の館になる.質問者は糖尿病教育入院の経験者が多い.患者様は,日々さまざまな不安や疑問を抱え,努力をされているのである.
臨床検査技師が患者様の自己管理のサポート役になるという現実に直面する現場である.
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