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文献詳細

雑誌文献

検査と技術30巻7号

2002年07月発行

文献概要

トピックス

血小板の新標準測定法

著者: 田中千晶1 藤本敬二1

所属機関: 1シスメックス株式会社学術部

ページ範囲:P.701 - P.703

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はじめに
 血球計数は現在そのほとんどが自動化され,わずか数分以内に赤血球数,白血球数,ヘモグロビン濃度,ヘマトクリット,各種赤血球恒数〔MCV(mean corpuscular volume,平均赤血球容積),MCH(mean corpuscular hemoglobin,平均赤血球ヘモグロビン量),MCHC(mean corpuscular hemoglobin concentration,平均赤血球ヘモグロビン濃度)〕や血小板数のみならず白血球分類までも可能な装置が血液検査室で使用されている.
 ある1台の血球計数装置で患者検体を測定した場合,その測定結果はいったいどのような根拠に基づいているのだろうか? このきわめて素朴な質問に対して過去多大な労力が世界的な規模でかけられてきた.本稿では血小板数を例にとり,その最新測定方法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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