文献詳細
Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた
異常細胞の見かた・5 2系統以上の細胞の異常
文献概要
形態学的所見(図1,2)
図1の骨髄像は,過形成を呈しており巨核球も多数見られる.M/E比は著しく高値を示した.巨核球の著しい形態異常はないが正常のものと比べやや小型である.中拡大にすると各種成熟段階の顆粒球系細胞があり好酸球,好塩基球なども認められる(図2).リンパ球,赤芽球系の細胞の減少がみられる.
図1の骨髄像は,過形成を呈しており巨核球も多数見られる.M/E比は著しく高値を示した.巨核球の著しい形態異常はないが正常のものと比べやや小型である.中拡大にすると各種成熟段階の顆粒球系細胞があり好酸球,好塩基球なども認められる(図2).リンパ球,赤芽球系の細胞の減少がみられる.
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