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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻1号

2003年01月発行

文献概要

私の必要な検査/要らない検査

肝機能検査

著者: 野村文夫1 清水史郎1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学

ページ範囲:P.59 - P.62

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はじめに

 いわゆる肝機能検査は,肝臓の機能を直接反映せず,むしろ肝障害時に異常値を示す肝障害マーカーとしてとらえるべきものが多いが,本稿ではさらに広く,肝疾患の検体検査として扱う.必要な検査・要らない検査という表題であるが,肝疾患の検体検査のうち必要な検査は数多く,少数を特定することは困難である.そこで,①現時点では保険収載されていないが,診療上有用で保険収載が望まれる検査,②保険収載されていて日常汎用されているが,近年新たな改良がなされた検査項目例をまず取り上げ,さらに,③保険収載されているが,日常診療上,他の検査項目で代用できるもの,について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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