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けんさ質問箱Q&A
姿勢を変えると出現するエコーフリースペース
著者: 岩崎信広1
所属機関: 1神戸市立中央市民病院臨床検査技術部
ページ範囲:P.74 - P.75
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腹部エコー検査中にモリソン窩(Mollison pouch),ダグラス窩(Douglas pouch)にエコーフリースペースを認めず仰臥して,肝臓と横隔膜との間にエコーフリースペースを描出する場合があります.フリーエアは(-)です.これはどのように理解すればよいでしょうか,教えてください.(下館市 S. K. 生)
A エコーフリーについて
音響的に均一な組織で構成されている部位には音響インピーダンスの差がなく,エコーの反射や散乱が生じない.このため,こうした部位はエコーフリー(無エコー)として捉えられる.例えば胆嚢内腔(図1)や嚢胞,脈管内腔などがエコーフリーとなる.すなわち,液状成分などでエコーフリーを示す場合が多い.
腹部エコー検査中にモリソン窩(Mollison pouch),ダグラス窩(Douglas pouch)にエコーフリースペースを認めず仰臥して,肝臓と横隔膜との間にエコーフリースペースを描出する場合があります.フリーエアは(-)です.これはどのように理解すればよいでしょうか,教えてください.(下館市 S. K. 生)
A エコーフリーについて
音響的に均一な組織で構成されている部位には音響インピーダンスの差がなく,エコーの反射や散乱が生じない.このため,こうした部位はエコーフリー(無エコー)として捉えられる.例えば胆嚢内腔(図1)や嚢胞,脈管内腔などがエコーフリーとなる.すなわち,液状成分などでエコーフリーを示す場合が多い.
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