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増刊号 包括医療と臨床検査
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著者: 渡辺清明1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.863 - P.863
文献購入ページに移動従来DRG/PPS(Diagnosis Related Group/Prospective Payment System)という包括化医療の1つの手段が欧米を中心に行われてきた.これについてはわが国に導入することが厚生労働省を中心にここ数年検討されてきた.しかし,厚生労働省の検討では必ずしもDRG/PPSがわが国の医療で医療費を削減するのに有効なシステムであるといえない結果となった.したがって,現在はこれに代わってDPC(Diagnosis Procedure Combination)という包括医療システムがわが国で導入されつつある.
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