icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻10号

2003年09月発行

文献概要

増刊号 包括医療と臨床検査

フリーアクセス

著者: 渡辺清明1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部

ページ範囲:P.863 - P.863

文献購入ページに移動
 昨今の医療をめぐる保険制度のなかで,包括化が進み,病院経営に大きな影響を与えている.臨床検査の領域においても,保険点数がマルメの状態で計算されるようになった.

 従来DRG/PPS(Diagnosis Related Group/Prospective Payment System)という包括化医療の1つの手段が欧米を中心に行われてきた.これについてはわが国に導入することが厚生労働省を中心にここ数年検討されてきた.しかし,厚生労働省の検討では必ずしもDRG/PPSがわが国の医療で医療費を削減するのに有効なシステムであるといえない結果となった.したがって,現在はこれに代わってDPC(Diagnosis Procedure Combination)という包括医療システムがわが国で導入されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら