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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻10号

2003年09月発行

文献概要

増刊号 包括医療と臨床検査 第2章 各論―疾患の診断治療のために最小限必要な検査

13.潰瘍性大腸炎―手術なし

著者: 遠藤克哉1 遠藤到1 樋渡信夫1

所属機関: 1いわき市立総合磐城共立病院消化器科

ページ範囲:P.1033 - P.1038

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 はじめに

 わが国においても,特定機能病院で包括医療が始まった.近い将来には,一般病院にもこの制度が運用されるだろう.これにより,治療に対して支払われる費用は,疾患と重症度によって定額化される.そのため,病院側は入院期間を短縮し,必要最小限の検査や治療で対応するようになるであろう.

 本稿では,外科手術には至らない程度の潰瘍性大腸炎症例に対する診断から治療について,包括医療の立場から述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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