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増刊号 包括医療と臨床検査 第2章 各論―疾患の診断治療のために最小限必要な検査
32.貧血
著者: 通山薫1
所属機関: 1川崎医科大学検査診断学
ページ範囲:P.1133 - P.1136
文献購入ページに移動 貧血は日常診療の中でたびたび遭遇する症候の1つである.病因は極めて多岐にわたり,それ自体が主疾患である場合もあれば,他の疾患に続発する,もしくは併存症として見つかる場合も多い.そのため貧血をめぐる検査・診断のプロセスは複雑化しがちだが,本稿では包括医療制度への対応に鑑み,貧血の一般的な診療に向けてなるべく効率的なアプローチを前提として,貧血の臨床検査の進めかたを述べてみたい.
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