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技術講座 免疫
HIV抗体精密測定とデータの読みかた―全自動化学発光分析の普及に沿って
著者: 関口仁1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1185 - P.1192
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HIV抗体検査を実施する際は,必ず患者の同意を得る必要があるため,他の感染症項目(梅毒,HBV,HCV)に比べ依頼数はやや少ないが,各施設で日常的に測定される項目となっている.近年,HBs抗原やHCV抗体の測定は自動分析装置で行っている施設が多く,HIV抗体も一緒にオーダーされることも多いため,同一の機器で測定するようになってきている.
HIV抗体検査は定性法であるため機器から出力されるカットオフインデックスなどの情報は,陽性か陰性かの判別に用いられるものではあるが,その数値によりある程度の情報が得られることがある.全自動分析装置の普及に沿って得られるようになったこれらの情報を,どのように活用できるのか,自施設での経験を基にデータの読みかたについて紹介する.
HIV抗体検査を実施する際は,必ず患者の同意を得る必要があるため,他の感染症項目(梅毒,HBV,HCV)に比べ依頼数はやや少ないが,各施設で日常的に測定される項目となっている.近年,HBs抗原やHCV抗体の測定は自動分析装置で行っている施設が多く,HIV抗体も一緒にオーダーされることも多いため,同一の機器で測定するようになってきている.
HIV抗体検査は定性法であるため機器から出力されるカットオフインデックスなどの情報は,陽性か陰性かの判別に用いられるものではあるが,その数値によりある程度の情報が得られることがある.全自動分析装置の普及に沿って得られるようになったこれらの情報を,どのように活用できるのか,自施設での経験を基にデータの読みかたについて紹介する.
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