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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻12号

2003年11月発行

文献概要

Laboratory Practice 血液:骨髄塗抹標本の見かた

FAB分類 [9]M7

著者: 清水長子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1296 - P.1299

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 はじめに

 急性巨核芽球性白血病〔acute megakaryocytic leukemia,AML(acute myeloid leukemia):M7〕は形態学的に同定が困難な病型である.骨髄は線維化増加のためdry tapのことがあり診断に適さないことがある.AML:M7の頻度は,全急性骨髄性白血病(AML)の1~3%であり,確定診断には電子顕微鏡(電顕)を使用した方法が必要であったが,巨核球と血小板に特異性の高いマーカー(CD41,CD42a,CD61)が発見されたことによりFAB分類に追加された疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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