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チーム医療への参画―糖尿病療養指導士
著者: 西川洋子1
所属機関: 1大阪府立急性期・総合医療センター臨床検査科
ページ範囲:P.1336 - P.1336
文献購入ページに移動 近年の糖尿病とその合併症の増加,特に失明や人工透析を必要とする進行増悪した合併症の増加に対して,療養指導の質の向上を目指した糖尿病療養指導士(CDE:certified diabetes educator)の認定制度が2000年度から発足した.現在までの3回の認定試験の結果,図に示したような各職種から成る合計8,429名のCDEが誕生している.臨床検査技師の割合は約10%であるが,今後この分野における臨床検査技師の進出が望める.
当院では,月2回,1週間の糖尿病教室を開催しており毎回4~8人が教育入院される.対応する医療スタッフは,医師・看護師以外に,栄養士,薬剤師,歯科衛生士,臨床検査技師である.糖尿病療養指導チームに参加する臨床検査技師の役割は,①患者様が自身の臨床検査データを理解し,②血糖コントロールをはじめとして生活を自己管理する必要性を感じ,③それを継続する気持ちを持っていただけるよう,④チーム医療の一員として療養指導を行うことである.
当院では,月2回,1週間の糖尿病教室を開催しており毎回4~8人が教育入院される.対応する医療スタッフは,医師・看護師以外に,栄養士,薬剤師,歯科衛生士,臨床検査技師である.糖尿病療養指導チームに参加する臨床検査技師の役割は,①患者様が自身の臨床検査データを理解し,②血糖コントロールをはじめとして生活を自己管理する必要性を感じ,③それを継続する気持ちを持っていただけるよう,④チーム医療の一員として療養指導を行うことである.
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