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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻13号

2003年12月発行

文献概要

トピックス

過酢酸

著者: 岩沢篤郎1 中村良子1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院臨床病理科

ページ範囲:P.1417 - P.1419

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はじめに

 過酢酸(peracetic acid;PAA)製剤が日本において高度消毒薬として認知されたのは,アセサイドの商品名で2001年10月,主に内視鏡用の消毒薬として承認・販売後である.これ以前は,清涼飲料水の容器であるPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルなどの殺菌剤として食品工業や水処理の分野で,医療分野では血液透析液供給装置の消毒洗浄剤(ダイアロックスC-J,キノーサンPAなど)として使用されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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