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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻2号

2003年02月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

検査室にもフレックスタイムを

著者: 中江健市1 山口逸弘1 秋山利行1

所属機関: 1近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.116 - P.117

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はじめに

 フレックスタイムとは一般的に“一定期間における総労働時間をあらかじめ定め,労働者はその枠内で価値観やライフスタイルに合わせ,始業および終業の時刻を自主的に決定して働く制度で,その生活と業務の調和を図りながら,効率的に働くことができるもの”とされている.

 今回,当検査部が導入した制度は決して各技師が自由に勤務時間を設定するものではないが,厳しい医療環境の中で新たな投資を必要とせず,如何に効率的に良質で精度が高く,かつ経済性の高い検査室を運営し,患者サービスの向上や臨床支援に貢献できるかを技師が一体となり思考錯誤を繰り返した結果である.7時出勤・早朝検体収集を主とするフレックスタイム制が先の課題の解決に大きな効果があり,臨床からも高評価を得られたので紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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