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技術講座 病理
半定量的免疫組織化学染色法(ダコ HercepTest)
著者: 谷洋一1
所属機関: 1ダコ・サイトメーション株式会社バイオメディカル・サイエンス部
ページ範囲:P.227 - P.231
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免疫組織化学的な病理検査は,病理診断業務の補助的な役割を担うもので,腫瘍の鑑別,原発腫瘍の検索や腫瘍の悪性度の判定などに利用されてきた.基本的には各種抗体を利用して組織標本内の目的とする蛋白の有無を検索する定性的な性格を有するものであったが,近年,新しい乳癌の分子標的治療の選択的な治療法の実施と治療効果を得るためのスクリーニング検査として,乳癌組織標本中に存在する標的分子を半定量的に検索する機能が付加された.
免疫組織化学的な病理検査は,病理診断業務の補助的な役割を担うもので,腫瘍の鑑別,原発腫瘍の検索や腫瘍の悪性度の判定などに利用されてきた.基本的には各種抗体を利用して組織標本内の目的とする蛋白の有無を検索する定性的な性格を有するものであったが,近年,新しい乳癌の分子標的治療の選択的な治療法の実施と治療効果を得るためのスクリーニング検査として,乳癌組織標本中に存在する標的分子を半定量的に検索する機能が付加された.
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