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けんさ質問箱Q&A
結核菌同定検査における発色濃度増加への対応
著者: 黒田俊吉1
所属機関: 1日本ビーシージー製造㈱中央研究所
ページ範囲:P.280 - P.281
文献購入ページに移動Q 結核菌同定検査における発色濃度増加への対応
結核菌同定検査の硝酸還元試験は35°C,2時間反応後,試薬を添加し濃赤色に発色したものを陽性と判定しますが,試薬添加直後淡赤色に発色したので陰性と判定しました.ところがそれを,室温に一晩放置したところ赤色が濃くなりました.試薬添加から判定までの時間は決まっているのでしょうか.また,どうして濃くなったのでしょうか.教えてください.(日高郡 K. S. 生)
A 質問の内容から基本的にはVirtanenが1960年に発表した方法1)での硝酸塩還元試験の結果と思われます.
結核菌同定検査の硝酸還元試験は35°C,2時間反応後,試薬を添加し濃赤色に発色したものを陽性と判定しますが,試薬添加直後淡赤色に発色したので陰性と判定しました.ところがそれを,室温に一晩放置したところ赤色が濃くなりました.試薬添加から判定までの時間は決まっているのでしょうか.また,どうして濃くなったのでしょうか.教えてください.(日高郡 K. S. 生)
A 質問の内容から基本的にはVirtanenが1960年に発表した方法1)での硝酸塩還元試験の結果と思われます.
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