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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻3号

2003年03月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

結核菌同定検査における発色濃度増加への対応

著者: 黒田俊吉1

所属機関: 1日本ビーシージー製造㈱中央研究所

ページ範囲:P.280 - P.281

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Q 結核菌同定検査における発色濃度増加への対応

結核菌同定検査の硝酸還元試験は35°C,2時間反応後,試薬を添加し濃赤色に発色したものを陽性と判定しますが,試薬添加直後淡赤色に発色したので陰性と判定しました.ところがそれを,室温に一晩放置したところ赤色が濃くなりました.試薬添加から判定までの時間は決まっているのでしょうか.また,どうして濃くなったのでしょうか.教えてください.(日高郡 K. S. 生)


A 質問の内容から基本的にはVirtanenが1960年に発表した方法1)での硝酸塩還元試験の結果と思われます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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