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EDTA塩血漿でのALP測定
著者: 今福裕司1 羽田良子2 目黒サキ子2 佐藤豊二3 吉田浩1
所属機関: 1福島県立医科大学臨床検査医学講座 2福岡県立医科大学病院検査部 3新潟がんセンター生化学
ページ範囲:P.287 - P.289
文献購入ページに移動EDTA(ethylene diamine tetra acetatic acid,エチレンジアミン四酢酸)塩血漿を検体として用いると,EDTAの影響により多くの生化学項目において異常値を呈することは常識的に知られている.われわれは採血の過程においてEDTAが血清に混入する事例を経験し,それを機にEDTAの日常検査項目への影響について再検討を行った.そのなかで,酵素系ではALPが最も影響を受けることを確認し,その機序を明らかにすべく種々検討を行った.
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