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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻3号

2003年03月発行

文献概要

トピックス

EDTA塩血漿でのALP測定

著者: 今福裕司1 羽田良子2 目黒サキ子2 佐藤豊二3 吉田浩1

所属機関: 1福島県立医科大学臨床検査医学講座 2福岡県立医科大学病院検査部 3新潟がんセンター生化学

ページ範囲:P.287 - P.289

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はじめに

 EDTA(ethylene diamine tetra acetatic acid,エチレンジアミン四酢酸)塩血漿を検体として用いると,EDTAの影響により多くの生化学項目において異常値を呈することは常識的に知られている.われわれは採血の過程においてEDTAが血清に混入する事例を経験し,それを機にEDTAの日常検査項目への影響について再検討を行った.そのなかで,酵素系ではALPが最も影響を受けることを確認し,その機序を明らかにすべく種々検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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