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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻4号

2003年04月発行

技術講座 輸血

抗グロブリン試験

著者: 曽根伸治1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.307 - P.312

文献概要

新しい知見

 自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia;AIHA)や新生児溶血性疾患(hemolytic disease of newborn;HDN)などの診断,血漿分画製剤や薬物による免疫性溶血性障害の診断に用いられる直接抗グロブリン試験1)は,生体内で既に抗体によって感作された赤血球を検出するのに有用である.また,間接抗グロブリン試験は,弱いD抗原(weak D)の検出,血清中の遊離の抗赤血球抗体(不完全抗体)を検出,ある種の血液型の判定などに利用される検査法の1つである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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