文献詳細
文献概要
ワンポイントアドバイス
アルシアングリーン3BXを用いた尿沈渣染色液
著者: 松岡優1 岡田茂治2
所属機関: 1埼玉医科大学附属病院中央検査部 2埼玉県立循環器・呼吸器病センター検査技術部
ページ範囲:P.425 - P.425
文献購入ページに移動S染色液は青色色素に2%のアルシアンブルー水溶液(特にアルシアンブルー 8GXが色素溶解性や染色性がよいといわれている2)),赤色色素に1.5%ピロニンB水溶液が用いられている.しかし,近年,一部メーカーでアルシアンブルー 8GXの色素が販売終了となり,在庫色素の値段が高騰し,手に入りにくい状況となった.それに伴い,自施設で作製している施設は,自家調整S染色液を作製することが困難となった.また,日本国内で一番使われていると思われるメーカーが尿染色液の販売を中止する事態となった.
掲載誌情報