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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻5号

2003年05月発行

文献概要

検査データを考える

CKおよび関連項目の解釈における問題点

著者: 吉藤元1 三森経世2

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学 2京都大学大学院医学研究科臨床免疫学

ページ範囲:P.443 - P.446

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はじめに

 クレアチンキナーゼ(creatine kinase;CK)は主要な生化学検査項目の1つであるが,関連疾患は多くなく日常検査では出番が少ないほうで,後述するように初診時スクリーニングセットとしてCKを測定するかどうかについては異論がある.しかし疾患が限られているため,論理的思考による鑑別は比較的容易といえる.以下,CKに関する基本的かつ重要な事項に絞って論述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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