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間質性肺炎(interstitial pneumonia;IP)
著者: 尾関貴子1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.459 - P.459
文献購入ページに移動 【解説】 57 歳,女性.全身性硬化症に伴う間質性肺炎(interstitial pneumonia;IP)の呼吸機能検査値(図1,表)および胸部X線像(図2),CT像(図3-a,b)である.VC(vital capacity,肺活量)低下,DLCO(diffusing capacity,肺拡散能力)低下を認め,両側肺尖部における胸膜肥厚と,全肺野における胸膜直下に淡いすりガラス状陰影を伴う線状網状陰影を認め,特に両下肺野は蜂窩肺を呈している.
間質性肺炎とは
呼吸困難および乾性咳を主訴とし,呼吸機能上拘束性障害・肺拡散障害,胸部X線像上両側肺野にびまん性の陰影を呈する疾患で,組織学的には進行性の線維化を生じる疾患である.線維化が進み,蜂窩肺となったものが肺線維症である.
間質性肺炎とは
呼吸困難および乾性咳を主訴とし,呼吸機能上拘束性障害・肺拡散障害,胸部X線像上両側肺野にびまん性の陰影を呈する疾患で,組織学的には進行性の線維化を生じる疾患である.線維化が進み,蜂窩肺となったものが肺線維症である.
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