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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻6号

2003年06月発行

文献概要

私の必要な検査/要らない検査

膵機能検査―臨床医の立場から

著者: 西野隆義1 小山祐康2 渡辺伸一郎2

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科 2東京女子医科大学臨床検査科

ページ範囲:P.519 - P.522

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 はじめに

 膵臓の機能診断法には,外分泌機能検査法と内分泌機能検査法があり,外分泌機能検査は,有管法と無管法に分類される.有管法は膵液採取チューブあるいは十二指腸鏡を用いて膵液を十二指腸液あるいは純粋膵液として直接採取し,外分泌能を評価する.一方,無管法は血液,尿,糞便あるいは呼気を用いて膵外分泌能を間接的に評価するものである.

 本稿では,現時点において必要と考えられる検査について詳述し,併せて現時点において必要性が低い(施設によっては必要かもしれないが)検査についてふれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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