文献詳細
文献概要
Laboratory Practice 血液:骨髄塗抹標本の見かた
FAB分類 [5]M2,M3,M3 variant
著者: 清水長子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.614 - P.618
文献購入ページに移動はじめに
正常造血は多能性造血幹細胞により維持されている.白血病は,この幹細胞の1個が形質転換し白血病幹細胞となり増殖し,骨髄,末血にも流れ増加していく病態である.
本稿では,FAB分類の急性骨髄性白血病(AML:acute myeloid leukemia)であるM2(分化型骨髄芽球性白血病,myeloblastic leukemia with maturation)とM3(前骨髄球性白血病,hypergranular promyelocytic leukemia)について示したい.
正常造血は多能性造血幹細胞により維持されている.白血病は,この幹細胞の1個が形質転換し白血病幹細胞となり増殖し,骨髄,末血にも流れ増加していく病態である.
本稿では,FAB分類の急性骨髄性白血病(AML:acute myeloid leukemia)であるM2(分化型骨髄芽球性白血病,myeloblastic leukemia with maturation)とM3(前骨髄球性白血病,hypergranular promyelocytic leukemia)について示したい.
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