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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻8号

2003年08月発行

文献概要

Laboratory Practice 血液:骨髄塗抹標本の見かた

FAB分類 [6]AML-M4,M4eo

著者: 清水長子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.712 - P.715

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はじめに

 骨髄単球性白血病(myelomonocytic leukemia:M4)は骨髄中に骨髄球系と単球性の幼若な細胞が混在する疾患でありM4は骨髄所見と末梢血所見で診断する.表1に診断基準を示した.単球が骨髄中で20%に満たないときがあり,この場合は末血所見で単球が5,000/μl以上または,血清,尿リゾチーム値が正常上限の3倍以上あればM4と診断する.骨髄所見がM2で末血所見とリゾチームよりM4の場合がある.

 M4の一部には骨髄中に好酸球増多(5%以上)示すM4eoがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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