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文献詳細

雑誌文献

検査と技術31巻9号

2003年09月発行

文献概要

技術講座 一般

髄液一般検査の新たな展開

著者: 大田喜孝16 稲垣清剛26 油野友二36 奈良豊46 石山雅大56

所属機関: 1医療法人雪の聖母会聖マリア病院臨床検査部 2愛知県厚生農業協同組合連合会安城更正病院臨床検査技術科 3金沢赤十字病院検査部 4埼玉医科大学総合医療センター中央検査部 5弘前市立病院臨床検査科 6㈳日本臨床衛生検査技師会髄液検査法編集ワーキンググループ

ページ範囲:P.793 - P.800

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新しい知見

 髄液一般検査は中枢神経系の病態を知るうえで重要な役割を担う検査法であるが,その方法論は画一的ではなく,各施設が過去の慣習のまま独自に実施しているのが現状であった.2002年8月,日本臨床衛生検査技師会より「髄液検査法2002」1)が出版された.本書は髄液一般検査の標準化を目的としたガイドラインであり,これまで疑問視されてきた細胞算定法,細胞数の表現法をはじめとし,髄液の取り扱い法,化学物質の測定意義などについて,理論に基づいた明確な見解が示された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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