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増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣 第2章 血液 骨髄塗抹標本の見かた 6.異常細胞の見かた
2)顆粒球系の異常(1)数の異常―①増加と減少
著者: 清水長子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1064 - P.1066
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白血球は大きく顆粒球と単球とリンパ球に分けられる.顆粒球は骨髄中で顆粒球系前駆細胞(colony-forming unit granulocyte,CFU-G)がコロニー刺激因子(colony-stimulating factor,CSF)の刺激を受けて分化・成熟し,さらに特殊顆粒(二次顆粒)の染色性により好中球,好酸球,好塩基球と区別ができる.顆粒球系細胞のうちで骨髄球までは分裂能を持っており,末梢血中に桿状核球より流出する.
白血球は大きく顆粒球と単球とリンパ球に分けられる.顆粒球は骨髄中で顆粒球系前駆細胞(colony-forming unit granulocyte,CFU-G)がコロニー刺激因子(colony-stimulating factor,CSF)の刺激を受けて分化・成熟し,さらに特殊顆粒(二次顆粒)の染色性により好中球,好酸球,好塩基球と区別ができる.顆粒球系細胞のうちで骨髄球までは分裂能を持っており,末梢血中に桿状核球より流出する.
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