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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻10号

2004年09月発行

文献概要

増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣 第2章 血液 骨髄塗抹標本の見かた 6.異常細胞の見かた

2)顆粒球系の異常(1)数の異常―①増加と減少

著者: 清水長子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1064 - P.1066

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 はじめに

 白血球は大きく顆粒球と単球とリンパ球に分けられる.顆粒球は骨髄中で顆粒球系前駆細胞(colony-forming unit granulocyte,CFU-G)がコロニー刺激因子(colony-stimulating factor,CSF)の刺激を受けて分化・成熟し,さらに特殊顆粒(二次顆粒)の染色性により好中球,好酸球,好塩基球と区別ができる.顆粒球系細胞のうちで骨髄球までは分裂能を持っており,末梢血中に桿状核球より流出する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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