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増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣 第2章 血液 骨髄塗抹標本の見かた 6.異常細胞の見かた
3)リンパ球系の異常(2)数の異常と形態異常―⑥悪性リンパ腫の白血化(2)
著者: 大畑雅彦1
所属機関: 1静岡赤十字病院検査部第2課
ページ範囲:P.1093 - P.1098
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(症例1:図1-a,症例2:図1-b)
顆粒球系細胞が主体を成す骨髄中で,N/C比(nuclear-cytoplasmic ratio,核-細胞質比)大で核の切れ込みや彎入,さらに核の立体構造を示す細胞が見られる.図1-b(弱拡大)では,核の切れ込みの程度や核クロマチン構造は十分に判別できない.
このような異常を呈する疾患
リンパ球系腫瘍細胞を含む異常細胞を示唆する所見として
(1)細胞の大きさの異常:同一成熟段階の細胞でありながら著明な大小不同を伴う.
(症例1:図1-a,症例2:図1-b)
顆粒球系細胞が主体を成す骨髄中で,N/C比(nuclear-cytoplasmic ratio,核-細胞質比)大で核の切れ込みや彎入,さらに核の立体構造を示す細胞が見られる.図1-b(弱拡大)では,核の切れ込みの程度や核クロマチン構造は十分に判別できない.
このような異常を呈する疾患
リンパ球系腫瘍細胞を含む異常細胞を示唆する所見として
(1)細胞の大きさの異常:同一成熟段階の細胞でありながら著明な大小不同を伴う.
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