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増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣 第2章 血液 骨髄塗抹標本の見かた 7.FAB分類
6)M4,M4eo
著者: 清水長子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1180 - P.1183
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骨髄単球性白血病(myelomonocytic leukemia:M4)は骨髄中に骨髄球系と単球性の幼若な細胞が混在する疾患でありM4は骨髄所見と末梢血所見で診断する.表1に診断基準を示した.単球が骨髄中で20%に満たないときがあり,この場合は末梢血所見で単球が5,000/μl以上または,血清,尿リゾチーム値が正常上限の3倍以上あればM4と診断する.骨髄所見がM2で末梢血所見とリゾチームよりM4の場合がある.
M4の一部には骨髄中に好酸球増多(5%以上)示すM4eoがある.
骨髄単球性白血病(myelomonocytic leukemia:M4)は骨髄中に骨髄球系と単球性の幼若な細胞が混在する疾患でありM4は骨髄所見と末梢血所見で診断する.表1に診断基準を示した.単球が骨髄中で20%に満たないときがあり,この場合は末梢血所見で単球が5,000/μl以上または,血清,尿リゾチーム値が正常上限の3倍以上あればM4と診断する.骨髄所見がM2で末梢血所見とリゾチームよりM4の場合がある.
M4の一部には骨髄中に好酸球増多(5%以上)示すM4eoがある.
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