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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻11号

2004年10月発行

文献概要

けんさ質問箱Q&A

浮腫のある患者のICG検査ではどう補正すればよいか

著者: 真治紀之1 小出典男2

所属機関: 1岡山大学医学部・歯学部附属病院中央検査部 2岡山大学大学院医歯学総合研究科生体情報医学

ページ範囲:P.1316 - P.1318

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ICG(indocyanine green,インドシアニングリーン)検査を行う場合,患者さんに浮腫があるとき,また非常に痩せているときには試薬量を補正しなくてはならないと思います.試薬注入量の補正式があれば教えてください.(大分県中津市 F. S.生)

 

 肝臓には色素などの異物を肝細胞に取り込んで胆汁に排泄するという機能があります.このような経路で代謝される物質で血中濃度を測定しやすい物質を負荷し,その血中残存率や血中消失率を求めることによって肝機能や肝予備能を知ることができます.ICG試験はこのような色素負荷試験の一つです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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