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文献詳細

雑誌文献

検査と技術32巻12号

2004年11月発行

文献概要

病気のはなし

循環器領域における動脈硬化症

著者: 重松裕二1

所属機関: 1愛媛大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1336 - P.1340

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新しい知見

 1992年,Fusterらは不安定狭心症,急性心筋梗塞,心臓突然死の多くが病理組織学的に不安定プラークの破裂1,2)あるいはびらんとそれに引き続いて起こる冠状動脈血栓症により発症すると考え,一括して急性冠症候群(acute coronary syndrome,ACS)としてまとめた.プラークの不安定性は粥腫の大きさと成分,線維性被膜の厚さ,粥腫の炎症細胞の浸潤,および被膜の平滑筋細胞数の減少の四つの主要因子によって規定される3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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